Secret Sphere

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学園敷地内の森の片隅に存在する古びた施設。いつから此処に在るか、それすら定かではない。
間取りは寮設備に似ているような気もする。

◆施設状態(2021_10/22 8:14:16)更新
【破損】28:床の穴は塞がってきた。入り口付近の隙間風は大分マシになった。
【汚れ】30:歩く度に舞っていた埃は収まってきた。
 私有化した部屋を設ける場合は、別途コミュニティとして自分で立ててください。
 以下のプレイスのうち、1~3番は類似の部屋を私有化OKです。4~6は複製不可です。


〈〉はダイス用の数字、初見探索のネタにでもどうぞ。
〈1〉埃塗れの研究室:何者かの研究の痕跡が残されている古い研究室。
〈2〉煤けた魔術工房:大釜や竈が、人知れずそのままにされている。
〈3〉忘れられた書架:スペルストーンも無い時代の古い魔導書が眠っている。
〈4〉青薔薇の咲く庭:施設中央に存在する開けた中庭、縁取る様に薔薇が咲く。
〈5〉星見の屋上庭園:魔術的な措置故か時を忘れたかの様に美しいままだ。
〈6〉地下に続く階段:何処に繋がっているか、誰も知らない。【破損】修復後に解放。

以下の企画参加者向けのコミュニティですが、所属者以外もご自由に使用ください。
ただし、企画関係者のイベントや戦闘が発生しうるため、ご留意ください。
(※ここで起こる事件や発見される冊子の内容などを公に広めて、公然の騒ぎにするのはご遠慮ください)


◆詳細
〈1〉埃塗れの研究室
 足元や何もかもがびっしり埃に覆われているが、誰かの古い足跡が薄っすらとある。
 機材や書物は、その足跡の本人に持ち出されたらしくガラクタしか残っていない。
 人間を横たえるのに丁度良さそうな台があり、医学の心得がある物には手術室の様にも見える。

〈2〉煤けた魔術工房
 大釜や竈があり、棚や氷室として使われていたらしき機材もある。
 もちろん、どれもそのままでは使い物にならないだろうが、立派な設備だ。

〈3〉忘れられた書架
 湿気た匂いのする書架。施設がボロボロだったせいか本の保存状態はまちまち。
 カビている本から読めそうな本まで沢山の本があるが、古い言語の物や外国の物も多い。
 スマ本の機能を駆使しても解読が難しい本や、そもそも出鱈目な文字の羅列の物もある。

〈4〉青薔薇の咲く庭
 いわゆる中庭。外周を縁取る様に、季節を問わず特殊な青い薔薇が咲き誇っている。
 枯れて苔むしているが噴水があり、ティーテーブルが置かれたお洒落なガゼボ(東屋)もある。
 荒れているが、しっかりと愛情を込めて手入れをすれば、再び美しい庭となるかも知れない。

〈5〉星見の屋上庭園
 様々な季節の植物が咲いている屋上庭園。花は実る事も枯れる事もなく、永遠とそこにある。
 美しく星が見える開けた作りになっており、天体観測にも向いているかも知れない。
 広々とした広場が2箇所あり、床面のタイルには星座盤の様に煌めく石が埋められている。
 片方の広場は此処から見える星、もう片方は見えない星の広場であり、魔術儀式にも使えそうだ。
 日時計、星座をモチーフにしたモニュメントなど、宇宙を思わせる意匠がそこかしこにある。

〈6〉地下に続く階段
 入り口が崩れており、中に入る事すら出来ない。隙間から覗くと階段が見える。

◆企画詳細【天命因子】(PL向け・PC取得不可情報)
https://docs.google.com/document/d/1jv2AvJKn87t5pDRTtgSiNNfFTC4sf7ummWP5Ao943_g/edit

◆企画関連の書物(PC向け)
全体での進行や情報開示段階に合わせた本の増減は起こりうるので、
それらは他の好奇心旺盛な誰かが持ち出している・貸し出し済だったという事でお願いします。
https://drive.google.com/drive/folders/17EW7QDEIbhSAnRh7q-XFzMGA-7v7eAqO?usp=sharing

(原本)
https://drive.google.com/drive/folders/17EW7QDEIbhSAnRh7q-XFzMGA-7v7eAqO?usp=sharing

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ただのにぎやかし 
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現在地:埃塗れの研究室
Iconライル - PNo.111
「埃やっば……。」

ローブで口を押さえながら研究室に足を踏み入れた。
研究室の物を持ちだしたであろう人物の足跡のほかに、いくつか新しい足跡も見つかる。

Iconライル - PNo.111
「……ふむ、何人かここに来てるみたいっすね。
 フェブフェブさんは来てるとして、他の人も何人か来てるって感じ。
 ……フェブフェブさんからしたら、ここは掃除天国だろうなぁ……。」

掃除大好きな竜人貴族を思い浮かべつつ、すっからかんの研究室に何か残されていないか探すことにした。


>>PNo.111 ライルへの返事
読んでいるページ:魔道士エダの道程記Ⅲ
Iconライル - PNo.111
『生きる限り育つ”宿命の種”に惑わされるならば、
 いっそ生を捨ててしまえば良い。

 この解答に至るまで、
 僕は随分と回り道をしてしまった。
 しかし、これで少なくとも、
 僕は悩まされる事はない。
 死して漸く、混じりけのない自己を認知し、
 生を謳歌出来るとは皮肉なものだ。


 成らざる者となった故、僕は人界から姿を隠そう。
 旅路を共にした者達、
 まずは彼等に報いる事から始める。以上。』

 ……じゃねぇよ。」

読める所を読み切ったが、最後のページでため息が出た。
そのため息は筆者の選んだ選択を見てか、思ったよりも壮大な事に首を突っ込んだことに対してか、自分ですらもよくわからないがため息をつきたくなった。

Iconライル - PNo.111
「……スマ本で、写本して……。
 行きますか、研究室。」


>>PNo.111 ライルへの返事
読んでいるページ:第36頁~第120頁
Iconライル - PNo.111
「……。」

読み進めるうちに言葉を失っていた。
まず、種を戻す方法はないという事実。
成長してしまえばそこから戻ることはない。
……そもそも、成長したモノを戻すと言う行為自体が間違って居るとも言えるが。

そして、後半の狂ったようなインクたちの羅列。
そこから筆者がどれほど追い詰められていたかが読み取れる。

インクたちの羅列がやっと途切れたのは、それ以降のページが全部破られた後だった。
Iconライル - PNo.111
「……これ、友人に渡ったとは思えないっすね。
 この文字の羅列、意味があればいいんすけど、なんかなさそうだなぁ……。」



>>PNo.111 ライルへの返事
読んでるページ:第5頁
Iconライル - PNo.111
「世界を渡る魔法……そんなんあるんだ。
 というか、この本は元々これを書いた人の友人の手にある物……だったんすかね?

 ボクに関する過ちを正し、偉大なる師の功績を世に知らしめてくれる……。
 結構魔導士エダにも色々ありそうっすね。」

読んでるページ:第28頁~第35頁
Iconライル - PNo.111
定めの種……。
 これがフェブフェブさんの言ってた因子の話……っすかね。
 それぞれ段階があって……精神状態や外的要因によって暴走は起こりうる。
Iconライル - PNo.111
「そんでもって、前例か……。
 衝動のままに生きる獣って書いてたけど、
 読んで字の通りなのか。」
Iconライル - PNo.111
「因子を見る方法……が読めない!?
 一番欲しい情報なのに読めないとは……。
 これもまたしらべないとっすねぇ。」



>>PNo.447 レティシアへの返事
Iconライル - PNo.111
「……根気よく此処を探せばきっとまだ見つかる、か。」
Iconライル - PNo.111
「その言葉の通り、根気よくやってみますか。
 やれることはやっておかないと。」

気合を入れないとな、と空いてる手で頭を掻きながら思う。

Iconライル - PNo.111
「……さて、まずはこいつから得られるものをもらっていきましょうか。」

そう言って手に持っているレポートを読み始めた。


>>PNo.447 レティシアへの返事
Iconライル - PNo.111
「すっげぇ、マジであった。」

ますますあの幽霊が何者なのか気になりながらも。
魔道士エダの道程記を手に取る。

Iconライル - PNo.111
「……本ってよりは紙っすね。
 これが目的のものなんすかね……。」

パラパラとめくってみるといくつかのページの抜けや破れ、そして白紙が多い事に気付く。

Iconライル - PNo.111
「ふむ……破れてるし抜けてるし、なんも書いてないのも多い。
 まあ、得られるだけの情報は貰っていくとして、これで情報が足りるんすかね。」

その時、幽霊の言った言葉を思い出す。


>>PNo.111 ライルへの返事
肝心のレポートは一部が赤黒く染まってしまっていて、見る事はできない。
若しくは、その先の一部が損失しているようにも見られる。


逆に言えば、情報としては足りないが、これでは完全ではないと言う事でもある事は理解できる筈だ。

あの幽霊らしき女性が残した言葉――
『根気よく此処を探せばきっとまだ見つかると思うわ』
は、詰まりそういう事なのだろう。



>>PNo.111 ライルへの返事
――果たして、言われた通りに棚を探せば、魔導師エダが記した道程記は見つかるだろう。

https://docs.google.com/document/d/1SrTDipB7BuXmZ4UmxwRHMApWBcrodE5dH341-01gb6A/edit?usp=sharing

※閲覧できなかったら報告お願いします。

書物――というよりはレポートに近い、何枚かの紙で構成されたものがそれらしき本に挟まっている。
本の背表紙の名前ははそれ自体だが、肝心の中身は白紙が多く、しかしてその記述がされた紙が何枚か挟まっている……という奇妙な形で置かれている。

恐らくは盗難避けなのだろう。
必要とする者じゃなければ、持っていく事はしないだろうという事を考えた仕掛けなのかもしれない。



>>PNo.111 ライルへの返事
Iconライル - PNo.111
「研究室のお茶とお茶菓子……。」

青年は棚に向かう間少し考える。
何であの幽霊さんは最後にそれを言い残したのか。

Iconライル - PNo.111
「……理由が分からない……。
 ただの気まぐれ……ならいいんすけど。」

首を傾げ悩んでいる間に、青年は幽霊から教えられた棚の前に立っていた。

Iconライル - PNo.111
「考えてわかんないなら行ってみるしかないか。
 本を見終わったら、次に向かうは研究所っす。」

そんな独り言をつぶやきつ、その棚の本を物色し始めた。


>>PNo.447 レティシアへの返事
Iconライル - PNo.111
「えっ、まだ見つかるってマジっすか!?
 って言うかそうだ!なんで俺らが探してる物が分かるんで……え、時間?

何の時間かと疑問に思った瞬間、その答えが分かった。

Iconライル - PNo.111
「あっ、消えた!
 えっと、名前わかんないっすけど、ありがとうございました!
 俺、ライルって言います!!」

気配が消えるギリギリで青年は感謝の言葉と自分の名前を名乗るのだった。

Iconライル - PNo.111
「……最後に研究室にあるお茶と茶菓子の話っすか。
 お茶はまだしも、茶菓子はもう食べられないでしょ……。」

最後の最後まで不思議な人だったなと思いながら、言われた言葉を思い出す。

Iconライル - PNo.111
「本棚の――――の棚、行ってみるっすかね。」


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