Secret Sphere

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フランメ寮。
生徒:アッシュとスフェンの相部屋である。
備え付けの二段ベッド、机と椅子など、簡素な設備がある以外はまだ変わったところはない。
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ただのにぎやかし 
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Iconアッシュに連れて行かれた先はまさかの賭博場であった。貴族のあそびと言うものは随分と刺激的なのだな……と思い、慣れないことをしたスフェンはぐったりとベッドに転がっている
向いていない、と思っていたがやってみたらなかなか楽しく、激しい要求なども今の所はなさそうで安堵もしていた。お客さんと約束もしたし、楽しみ……あれ?お客さんと外部で会う約束して大丈夫だったろうか?いや同じ学校の生徒だろうし問題ない?常識的に考えて学生が賭博場に出入りしてることが広く知られるのはあまりよろしくない気もする。流されるままにこうなってしまったが、もしかして自分はすでに不良生徒に方足を突っ込んでいるかもしれない


>>PNo.35 スフェンへの返事
Iconアッシュ - PNo.19
「よし、そうとなったらさっそく話をつけにいこう!
なに準備などは何も要らないよ」
スフェンの頬に友情の印のキスを軽くして、手を引っ張り部屋のドアを開ける。
──ドアの外は、寮の廊下ではなかった。
そのまま戸惑いも躊躇もなくその『部屋』へ踏み入れる。


>>PNo.19 アッシュへの返事
Icon(いきなり触れられてしまうと心の準備が……)
会話で気が付くのがおくれたが、かなりの密着状態でダンスをするように回っているため、すこし照れくさい。この人は僕の気持ちをわかっていて奔放にふるまっているのだとしたらかなり……小悪魔的だ……と、スフェンは思うのだった。


>>PNo.19 アッシュへの返事
Iconスフェン - PNo.35
「ひゃ、わわっ」
アッシュがいきなり声を上げたかと思えば手を取られてくるくると回される。貴族はいきなりダンスを踊るものなのですね……と絶妙な誤解をしつつ、回らない頭と回される体のはざまでアッシュの話を理解しようとする
「おしごとの当てがあるのです…?それはとてもたすかります…!アッシュさんのお知り合いなら安心ですし」
世界に唯一という部分は回されていて聞こえなかったが、なんとなく全体を理解したようだ。


>>PNo.35 スフェンへの返事
Icon窓の外をぼんやり眺めていたアッシュ。
長らく静かなまま考え事をしていたようだが、やおら大声をあげる。
Iconアッシュ - PNo.19
「よし!やはり僕は頭が悪い!どんなに考えてもこれしか浮かばなかった!というより一度脳裏に浮かんでしまったらこのアイデアが頭を離れないんだよね」
べらべらと喋りつつ、スフェンの手をとり腰をとり、
くるくると部屋を回っている。

「この世界に唯一、僕の知り合いで仕事の世話を面倒を見てくれるやつがいる。そいつは僕…というか僕の一族に借りがあるんだ。口を効けばイヤとは言わないだろう」


>>PNo.19 アッシュへの返事
Iconスフェン - PNo.35
「ど、どういう意味ですか、それは…!」
まったく不思議な人だ、とスフェンは思う。話をはぐらかされているとも感じるが、馬鹿にされている気配はない。
振られてしまったものは仕方がない、仕事は別のところで探すしかないが、それはそれ、何とかなるだろう


>>PNo.35 スフェンへの返事
Icon出会った頃のことを追想している…
スフェンはあの頃から変わっていない。いや、様々な出会いと体験を経て大いに変わり続けていったのだが、本質的な部分は何も変わらず『スフェン』であり続けて居てくれている。この遠い異郷にあっても。
Iconアッシュ - PNo.19
「…キミは炎だ!色々なものを飲み込み、様々な色で燃え上がり、揺らぎ瞬く。形を変えてもその熱と灯は消えることはない 少なくとも僕から視えるキミはそういう人だ」


>>PNo.19 アッシュへの返事
断られると、思ってみなかった訳ではない……アッシュの気遣うような断りの言葉に、自分の浅はかさを感じて恥ずかしくなる。
彼にはもう優秀な従者がいるということは話の中で知っていたし、自分のようななんの取り柄もないものを傍に置くはずもないのだ。アッシュはスフェンがスフェンを卑下しないように配慮してくれているのも伝わっていたが、それでもやはり、辛い。
Iconスフェン - PNo.35
「あ…………です、よね……!無理を言ってすみません、忘れてください」
できるだけ明るく聴こえるようにつとめるが、震えてしまう。


>>PNo.35 スフェンへの返事
Iconスフェンの手を取り、まっすぐに瞳を見つめる。
…やや間があって、絞り出すように次の言葉を紡ぐ。

「キミの決心を嬉しく思う。キミの生い立ちに於いて主従の契約を申し出るのは並々ならない覚悟がいったろう。僕に信頼を置いてくれなければできないことと思う。ありがとうね…」

「しかし、僕がキミを雇うわけにはいかないんだ。
二人の立場に上下をつけるわけには……」

スフェンが思うより、そしておそらくアッシュが思うより、二人の種族にとって、立場関係というのは縁を結ぶにあたって重要な、深刻な意味を持つ。


>>PNo.19 アッシュへの返事
Iconスフェン - PNo.35
「あ、アッシュさん……」

意を決したようにアッシュに声をかける

「ぼ、僕を……貰ってはいただけませんか……!そ、その、従者として……お役に立てるように、頑張りますので……!」

正直他に頼める相手が浮かばなかった。しかし、アッシュになら生涯仕えていたいとも思う。彼のためならどんなことでもできる、というのも嘘ではない。ここで将来の就職先を決めてしまえたら気持ちも楽になることだろう……


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