Secret Sphere

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CNo.161 雨漏り部屋 
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学園内のとある空き部屋。
湿った空気が微かに漂っている。

そう広くもなく、ほとんど物のない棚。
夕方になればようやっと日が差すような窓。
埃が薄く積もった机には、雨漏り防止の為にバケツや缶が置かれている。
普段は静まり返っているが、雨の日には決まって、ふたつとない音色が響く。


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フリーコミュニティ。雨天等もご自由にどうぞ。
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ただのにぎやかし 
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>>PNo.212 ウォイヤへの返事
Icon「此処でですか? そうですね…不思議な体験ですし、魔法は色々見てみたい気持ちはあります。
それに、異世界の文化とかも学んでみたいですし…」

Icon「あ、あと図書室の本は全部読んでしまいたいですね」

文学少女らしい答えだ。
真剣に、というよりはパッと思いついたやりたい事を並べた言葉。

それでも、それだけやりたい楽しい事が少女にはあるというのは幸せな事だろう。


雨漏り部屋 つむぎ - (2022/01/28 13:18:30)
>>PNo.579 つむぎへの返事
Icon学校の授業にも、防衛の戦いにも、ウォイヤはそこまで前向きになれていなかった。
だから、あなたやチッタと共に戦うことになったのは、本当に幸運だった。
“大切な友達を護りたい”というのは、間違いなく自分がやりたいことだったから。

Icon「…だね、やりたいこと、見つけなくちゃ。」

かつての自分がやりたかったこと、考えていたこと、それが分からなかったとしても、今の自分がやりたいことは…きっと見つけられる。

「ツムギはさ、家に帰る前にここでやりたいこと、なんかあるー?」


雨漏り部屋 ウォイヤ - (2022/01/28 0:19:43)
>>PNo.212 ウォイヤへの返事
Icon「……」

不安そうな顔が目に写った。
それは、道が分からず迷子になってるように心細そうで不安そうで

「…それなら、きっと此処でまた新しくやりたい事が見つかるかもしれないですね
勿論元に戻る方法もですけど、やりたい事も」

Icon「だって、ここは魔法の学園で私達はそこの生徒ですから。新しいことを始めれば、新しい目標も出てきますよ」

明るい声でそう言葉を繋げる。

危ないハーブをいつもキメてるとは知らない少女は、きょとんと不思議そうな顔をしてるだろう。


雨漏り部屋 つむぎ - (2022/01/27 23:55:54)
>>PNo.579 つむぎへの返事
Iconあなたの問いに、ウォイヤは少し、困った顔をした。それから、視線が泳いで…

「……分かんない。
ここに来たのは、元に戻る方法探すためだし……。」

…そうとだけ呟いた。少しだけ、不安そうな顔。
自分の存在さえ対価にしたはずなのに、魔術師になりたい。もっと高度な魔術を覚えたい。そんな熱意が、自分の中には感じられなかった。

Icon「……普段のアレは、なんかちょっと、違うんじゃないかなぁ……とか。」

一方こちらは多分例のハーブをキメてるからだと思っているウォイヤくん。


雨漏り部屋 ウォイヤ - (2022/01/27 23:38:55)
>>PNo.212 ウォイヤへの返事
Icon「なりたかった…今は魔術師になりたくないんですか? 光の魔法やお手紙の魔法とか…ウォイヤさん色んな魔法知ってるのに…
もっと、すごい魔法をって目標もあって入学したのかと思ってました」

Icon「ふふっ わかりました内緒ですね
アーサーさんの作る物語ならきっと面白いですね、普段も不思議なものを呟いたりしてますし…」

それは幻覚なのだが、少女はあれも創作の一貫なのかと自分の中で納得した様子


雨漏り部屋 つむぎ - (2022/01/27 23:32:59)
>>PNo.579 つむぎへの返事
Icon「難しいよね……多分、俺は、こんな身体になっちゃう前は魔術師になりたかったはずなんだ。
そうじゃなければ、こんなことになってないし。
だけど……うーん……。」

そこまでの情熱が、自分の中にあったのだろうか。
今の自分には、分からない。

Icon「アーサーはね、小説とかお話を作ること…今はやってないみたいなんだけどね。
あ、これアーサーに俺から聞いたとか言っちゃダメだよ?」


雨漏り部屋 ウォイヤ - (2022/01/27 23:26:31)
>>PNo.212 ウォイヤへの返事
あなたの言葉に少女も考えるように
口元に手を当てる。

Icon「真剣に向き合うもの、ですか……それは中々難しいですね…勉強も防衛も頑張りたいとは思いますけど、真剣に向き合えてるか、といえると自信はもてないですし…」

Icon「アーサーさんは何だったんですか? アーサーさんにとっての真剣に向き合ってるものは…」



雨漏り部屋 つむぎ - (2022/01/27 23:20:21)
>>PNo.579 つむぎへの返事
Icon「あ、なんかそういう風に言ってもらえるの嬉しいかもしれない。
先輩らしいことなんかほとんど出来ないけどねー。」

なんて言ってから、少しだけ真剣な表情。
あなたの瞳の色を気にはしていたが、それを口に出すことはしなかった。

Icon「……前、アーサーに言われたんだ。
俺には、真剣に向き合うものがあるのか?って。
でも、考えても全然わからなくてさ……昔は何かあったような気がするけど……。」

Icon「ま、俺もツムギも、今どーにか生きるだけで精いっぱいだからかもなんだけどねー。」


雨漏り部屋 ウォイヤ - (2022/01/27 23:02:53)
>>PNo.212 ウォイヤへの返事
Icon「ウォイヤさんのこと…私にとっては、優しい先輩魔法使いさんですけど…ウォイヤさんからしたウォイヤさんっていうと私もわからないですもんね…」

わかりました、と返事をする少女の瞳はいつも通りの髪と似た色をしている。

光が当たっても緑色に見えることは無い。

Icon「でも、確かに…自分ってなんでしょうね…考えてみると難しいです」


雨漏り部屋 つむぎ - (2022/01/27 22:54:44)
>>PNo.579 つむぎへの返事
Icon「寂しい…っていうか、不安、なのかなぁ…?
ちょっと、自分でもよく分からないんだけどね。
使い魔のことは、チッタが調べてくれるって言ってたから、今度調べてもらうつもりなんだけど…。」

Icon「ありがと、いつでもツムギの都合いい時で大丈夫だからね。」

以前も見た、翠色。
何故だか胸がざわざわするけれど、それを呑みこんでウォイヤは笑った。


雨漏り部屋 ウォイヤ - (2022/01/27 22:44:20)
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