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メーア寮にある大アーサーの部屋。今の所同室の生徒はいないらしい。これから増えるかもしれない。
二段ベッドが一つ、他には備え付けの調度がいくつか。


※必要があるのかわかりませんが、アーサーに用事がある人用のコミュニティです。大魔部とかにもいます。
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ただのにぎやかし 
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Icon 部屋に戻って、吸いかけだった紙巻きを
 始末する。火は消えていた。

Icon

 ぼうっと、窓の外を眺める。
 もうそこには誰の姿もない。

Icon

 足が痛い

 ため息をつくと、ポケットの底にしのばせていた
 何かを、テーブルの上に転がして見せた。
 それは、陽の光の中でなおキラキラと瞬いた。



Icon  それは本当はただの石ころ
  だったかもしれないけれど、
  どうでもいいことだ。きっと。


大アーサーの部屋 アーサー - (2022/05/10 20:30:04)
>>PNo.196 アーサーへの返事
Icon 背中を数回優しく叩いて、腕を離した。

 近くに座る妖精へ手を伸ばし、
 ケープの中へ招き入れる。


Iconマリオ - PNo.254
ミスティカさん、
 お別れをさせてくれて、ありがとうございました。

 それでは今度こそ、行きましょうか。」


Icon 頭上。
 開ききった窓で、カーテンが揺れている。

 遠く。
 メーア寮の談笑が、風に乗って運ばれる。


 茂みの草木が、青々と光っていた。
 門出と呼ぶには、若すぎる色だった。
 それでもマリオは背を向けた。


 トランクを引きずる足音と、
 妖精の鈴の音は遠ざかって。


 そのうち、日常の中に溶けて消えた。


大アーサーの部屋 マリオ - (2022/05/10 13:30:14)
>>PNo.254 マリオへの返事
Icon「ええい、うるさいうるさい。知らないぞ。
 僕は魔法なんて大嫌いなんだよ、元から。
 君なんてさっさと野垂れ死んでしまえ。
 僕の知らないところで」

 この期に及んでヒキガエルは
 ぶつくさと呪いの言葉を吐いていたが、
 正面に相対されれば、へたり込んでいた腰を少し浮かせる。

 それから、腕を伸ばして
 けっして傷つけないような柔らかい力で、
 マリオを抱きしめ返した。

Icon「うん。
 元気でね」


大アーサーの部屋 アーサー - (2022/05/10 9:22:22)
>>PNo.196 アーサーへの返事
Icon ええ? 
 それってむしろ嬉しいことなのではっ?
 と、説明を聞いても訝しんでいた。

 そして妖精さんの手招きに気づき。

 
Iconマリオ - PNo.254
ええ?!?
 しろとっ? ハグをっ。」

Icon いやいやしぶしぶといった動きで、
 へたり込むアーサーに近づく。

Iconマリオ - PNo.254
ずっと思ってましたけどぉ。
 "嘘つき"と"魔法使い"は矛盾なく両立する概念でしょうにっ。

 ぼそっと呟いて。
 観念したように、膝をつき。
 正面から抱きしめた。

Iconマリオ - PNo.254
はい。さようなら。

 ぼくはそう簡単に死にません。
 ですからあなたも。

 どうか嘘つきの魔法使いのまま、お元気で。」


大アーサーの部屋 マリオ - (2022/05/09 16:39:19)
>>PNo.196 アーサーへの返事
Icon
 妖精は座り込んだアーサーくんの方に座って、
 マリオくんのほうへ向いて手招き。

 お別れのときはハグをするものだというように
 もう一回抱きついた。まるで母親が子供に行動で
 教えるような大げさな動きだ。


大アーサーの部屋   - (2022/05/09 14:05:35)
>>PNo.254 マリオへの返事
Icon「わからないのかっマリオッ
 ミスティカくんが僕に抱き着いてきてるんだぞッ
 僕ごときにっ
 観劇していたら演者が急に客席に下りてきて
 僕の手を握ってくるようなものだッ
 僕のような脆弱一般人じゃとてもこの
 圧倒的真実に耐えられない助けてぇ

 すごく情けない声でへなへなと座り込んでいる。
 これが演技か何かだとしたら大したものだろう。

Icon「これはなんの罰だ
 ひねくれた意地の悪いことばっかり言ってるのが
 悪いのか?」

 自覚があったのか?


大アーサーの部屋 アーサー - (2022/05/09 13:57:55)
>>PNo.196 アーサーへの返事
Icon ええ???

 死を望まれて、助けを求められて、
 何が??? となっている。

Icon 帽子を拾い。
 妖精さんがハグに満足するまで。
 またはアーサー自身がアクションを起こすまで。

 ??? という顔のまま唖然としてる。
 アーサーの心つゆ知らずなので、
 助ける気はなさそうだ。


大アーサーの部屋 マリオ - (2022/05/09 13:37:17)
>>PNo.516  への返事
Icon
 ビクッ!

 気取った様子で去ろうとしたその背中に
 何がひっついてきたのか、その感触で理解した。
 理解したのでぎくしゃくと動けなくなった。

Icon

 マリオ
 助けてくれ

 限界を迎えようとしていた──


大アーサーの部屋 アーサー - (2022/05/07 16:15:18)
>>PNo.196 アーサーへの返事
Icon ひらひらと手をふる意味を深くは知らない妖精は
 ふよふよと少年の周りを漂っていたが···

 ぴょっと嘘つき青年の方へ。
 そして、その背中へぴたっとくっついた。
 まるでお別れのハグをするように。


大アーサーの部屋   - (2022/05/07 14:03:31)
>>PNo.254 マリオへの返事
Icon“あなたは優しい”

 響く言葉だ!
 これ以上のものはない、
 僕を傷つける言葉として」

 言葉に反して、相貌を覆うのは笑いのベール。

Icon「そうだよ。

 僕は魔法使いなんかじゃない。

 つまらない、下らない嘘つきだよ。
 そして君も今は、星の輝きを失った
 下らない嘘つきというわけだ。
 一緒だね。嬉しいよ」

 この世界に、魔法はない。
 口に吐く言葉は、全て嘘。
 愛は、皮肉へと成り下がる。

Icon「引き止めて悪かった。
 さよならだ、傲慢なる嘘つきくん。
 どうか、安らかな死のあらんことを」

 指先が、あなたの額を小さく突く。
 それから、塵の子と妖精に背を向けて、
 ひらひらと、手を振った。


大アーサーの部屋 アーサー - (2022/05/07 10:31:29)
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