Secret Sphere

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学園内にある小さな音楽堂。
5番目につくられた施設なので「アリオト」と付けられた。

教室棟から離れた場所にぽつんと建っている。
入口に咲く沈丁花はいつも満開で、その香りに誘われる人もいるかもしれない。
壇上には一台のオルガンがあり、誰でも自由に弾けるようになっている。
ホールには本棚やサイドテーブルが置かれ、並べられているのは魔女の積読だ。図書館ではないので、本の貸出はしていない。
❈学園内フリースポットです。ご自由にどうぞ。❈

本の種類は怪談や図録、図鑑を中心に資料的なものが多く含まれます。
演奏、読書などご自由にどうぞ。不穏や胡乱、破壊活動はご遠慮ください。
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ただのにぎやかし 
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>>PNo.401 千々花への返事
はたして幽霊などいないのか、それとも千々花が幽霊に気づいていないだけか――

あやすような千々花の言葉にショタはただウンウン頭を縦に振るだけ。
ショタの疑心暗鬼は続くものの、普段と変わらない様子の誰かが傍にいること―それはきっと何より心強いものだろう。

差し出される千々花の手――この手を掴んだら怖いって告白するようなもんだけど、どうするん?(・∀・)

一も二も無く千々花の手をぎゅっと握るショタ。

トイレ行けないレベルなので気にしてられないがFAのようだ!必死過ぎワロス

手のひらから伝わる温もりに融かされたようにようやく口を開く

Iconモネ - PNo.523
「……お汁粉欲しい…。

ここ、一緒に出たい……でござる。
けど……千々花殿のご用事は…?」

お~ござる調が復活したでござる。


アリオト音楽堂 モネ - (2021/12/05 20:35:21)
Icon きまぐれに立ち寄った音楽堂、しつらえられたオルガンの前に長い青毛が腰を下ろして、ソナタを演奏している。
 途切れることのない三連符は、ある世界では『月光』と呼ばれている。

Icon「…ふーん、ピアノとは思ったよりも勝手が違うな」

 それが気に入っているのか、その先を演奏できないだけなのか。
 三連符の楽章は、終わる気配なく繰り返されていた。


アリオト音楽堂 アーサー - (2021/12/05 1:23:48)
>>PNo.523 モネへの返事
幽霊の正体見たり枯れ尾花。
居もしない幽霊をどうやっつけろと言うのか。
この少年、中々に無茶振りをする。
生温い風の正体は閉め切られた音楽堂に入り込んだ空気だろうし、軋む音はサイドテーブルから出ているものだ。

Icon千々花 - PNo.401
「はいはい。もうベソかかないの。
本を運んで貰ったお礼に、美味しいお汁粉をご馳走するから」

マントを引っ掴んだままの少年に声を掛けた。
中身が三十路の成人男性でも、お化けはよっぽど怖いのだろう。
一人で眠れないなら、一人でトイレにも行けないのでは。

Icon千々花 - PNo.401
「取り敢えず、此処を出ましょうか。
モネさんが怖いなら……落ち着くまでおてて繋いでおく?」

そう言って、魔女は少年に左手を差し出す。


アリオト音楽堂 千々花 - (2021/11/28 8:36:59)
>>PNo.401 千々花への返事
あれ?なんか今まで知ってると思っていた千々花殿と違う…
(もしかして千々花ちゃんもお化けが化けてるのかもよぉ(・∀・)


Iconモネ - PNo.523
「うぐっ…ぶぇっ…
ゆ…幽霊じゃ…ない?」

――蚤の市で購入

そいつはいけねえや。横死を遂げた前の持ち主の怨念が篭っているかもしれない…
軋むサイドテーブルにそのままバリバリ食べられちゃうかもよお!ケケケ…

「ぶぎゃああ。゚(゚´Д`゚)゜。あああ」

足元を撫でる生温かい風にトドメをさされたショタはサイドテーブルから飛び出すと音楽堂の中を一周!
そして最後に千々花のマントの裾を掴む。そこが一番安全なのね

「ささささっき足に…幽霊いたっ!
千々花殿、幽霊やっつけてよ…やっつけてよぉ!
びぎゃああ。゚(゚´Д`゚)゜。あああ」

今日1人で寝られないとかなんとか喚いている。
こいつは何故か寮に入らず無人の湖岸で野宿してるんだった。バカだねぇ


アリオト音楽堂 モネ - (2021/11/27 18:41:17)
>>PNo.523 モネへの返事
魔女はリモーネのお尻に向かって「大丈夫だから、早く出てきなさい」と声を掛ける。
果たして怯えている少年に、魔女の声は届くのか。

そして存外おんぼろだったらしいサイドテーブルはその間にもミシミシと音を立てて――。


生温かい風がひゅう、と。
リモーネの足元を通り過ぎていった。


アリオト音楽堂 千々花 - (2021/11/26 21:08:58)
>>PNo.523 モネへの返事
Icon千々花 - PNo.401
「筋トレ本は読まないけど、普通にスポーツ新聞週刊誌も読むし、焼酎飲みながらスルメイカも齧るし、ベッドでポテトチップスも食べるわよ」

少年が清らかに思い描いてくれた美しい魔女像を、あろうことかこの女は惜しむことなく粉々に打ち砕くのであった。
さて、怪談について話そうと思いきや奇怪な音が一つふたつ。

あれよあれよと言う間に少年が縮こまってしまった。

Icon千々花 - PNo.401
「モネさんったら怖がりね。大丈夫よ、さっきの物音はこのサイドテーブルじゃないかしら?
蚤の市で安かったから買ってみたのだけど……あぁほら、脚がちょっとガタついてるわね」

本を載せた重みで余計にガタついてしまったのだろう。
魔女が本を持ち上げると、サイドテーブルからは再び鈍い音が響いた。



アリオト音楽堂 千々花 - (2021/11/26 21:07:15)
>>PNo.401 千々花への返事
それにしても表紙絵からして怖い。
着物の女は斜め顔を晒しており、ゆるく解けた鬢は血色のない頬にしどけない影を射す。口元には薄い笑みを浮かべ切れ長の目線はいずこにかあらん。

とにかく不気味で見ているだけで呪われそうでござる―がここで目を逸らすわけにはいかない!

Iconモネ - PNo.523
「お、面白そうでござ…」
うそぶこうとしたちょうどその時だった!音楽堂に怪しの音が響いたのは――

瞬間、絵の中の女と目が合った
――ような気がした

\びぎょえーーーっ!!/

ショタは奇怪な音を発すると同時にサイドテーブルの下にスライディング
Iconモネ - PNo.523
「ゆゆゆユーレイ…
ユーレイが出てきたでござるよぉ…ひえっく、ふぇっ」

サイドテーブルからショタケツをふるふる覗かせて、まさに頭隠して尻隠さず。これが30歳自称ムキムキマッチョマン!


アリオト音楽堂 モネ - (2021/11/26 9:07:52)
>>PNo.401 千々花への返事
千々花の中で広がっていく想像のロックランド…カオス!
でもだいたい合ってる…ような?



Iconモネ - PNo.523
「すすす好きと申されるでござるか!?

千々花殿はもっと…し、詩集とか、筋トレ本とか…」

真っ青な顔であわあわと口走るショタ。

―ネバーランドと名付けた温室でお茶会を楽しむ優雅な女性
―音楽堂で狸たちに本の読み聞かせをする、おとぎ話に出てくるような魔女
―訪れた者1人1人を花に例えて温室に咲かせる繊細な乙女

知り合って間もない間柄ではあるが、彼女を構成するものは綺麗な詩集や魔法についての本といった類の―
超俗的で美しい、何より温もりのある書物を思い描いていた―

Icon―所からの急転直下 \まさかの怪・談・本/


―そんなに怖くない―

ってまさか…拙者が怖がっているなどとバレるはずが…
断じてバレるわけには!
ショタは退かぬ!怯えぬ!(恐怖を)ねじ伏せる!!


アリオト音楽堂 モネ - (2021/11/26 8:58:54)
>>PNo.401 千々花への返事
ガタッ。

ミシッ。



おあつらえ向きに物音が響く――。


アリオト音楽堂 千々花 - (2021/11/25 19:58:43)
>>PNo.523 モネへの返事
色々と過去形なのが気になるところではある。
このぽやぽやした男の子が軍属やら親衛隊やら言い出していること自体が――時はまさに世紀末、といったところだろうか。

Icon千々花 - PNo.401
「親衛隊って聞くと何となくアイドルの熱烈なファンを思い出すわね」

話しながら魔女の想像が広がっていく。
目の前の少年がフレディ命書かれた特攻服とハチマキを身に着けて「F!M!フレディ!!」と掛け声を掛けていた。
世紀末というよりは昭和かな。

Icon千々花 - PNo.401
「怪談と言っても、これはそんなに怖くはないわよ。
幽霊との悲恋で有名だけど……人間の業の深さが描かれていて、好きなのよね」

全然怖くないと言いながら、必死に顔を背けようとする少年。
つまりお化けが怖いということか。
お決まりの学園七不思議があったら、この少年はどうなってしまうのだろう。


その時だった。



アリオト音楽堂 千々花 - (2021/11/25 19:56:47)
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