Secret Sphere

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『見ちゃダメ♡』の張り紙が貼られている。悪戯にしか見えない。
なんかねっとりべったりしてる部屋。
床もドアもドアノブもべっちょりしてる。
出にくいだけで普通に出られる。
健康に害はないけどちゃんとお風呂に行こうね。
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ただのにぎやかし 
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Icon ――数時間後。
 床にボトボト落としたベチャベチャを
 一生懸命掃除する少年の姿があったそうな。

ベチャベチャしてて出にくい部屋
-ベチャ狼編 完-


>>PNo.743 セタへの返事
水のメーア寮には個別の大浴場がある。貴方はそちらの道に行ったかもしれない。姿が見えなくなると生徒はどっとひや汗をかいた。

Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「ふう……危ない所でした。劇を信じてくれた少年の夢を潰しかけてしまった…。私もまだまだですね。」

自分も子供の頃、本の世界の住人が本当にいると信じていた。現実に目覚めてしまった者は、そういう幻のカーテン…夢の世界を積極的に守っていかねばならない…生徒はそう信じていた。ベチャ狼の世界はなくても困らないと思うけど

Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「少年よ、又会いましょう!その時にはもっといい役者になっていないとですね」

また騙すつもりなのだろうか?でもその瞳は真っすぐだった。
生徒も座りながら滑る様に廊下へ消えていった――勿論廊下をベチャにして…


>>PNo.290 エメへの返事
Iconセタ - PNo.743
「そ、そうでしたか。ガラニス先輩のような方でも気が抜けることはあるんですね……すみません、動揺してお恥ずかしいところをお見せしました。」

左と言ったら左を向き、右と言ったら右を向く。そんな性分の子供である、あなたの言ったことを鵜呑みにし、再びベチャ狼たちの存在を信じていた。

Iconセタ - PNo.743
「了解致しました。必ず綺麗にしてお返しします。

では先輩、再び会う日まで。
この出会い……決して忘れはしません!」

そう言って少年もベチャベチャから光の彼方(ベチャ部屋の外)へ向かい、腹這いで突き進んでいったのであった――。
(そして、大浴場までベチャベチャを広げながら突き進んでいったのであった――)


>>PNo.743 セタへの返事
Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「えっ…」

初等部。真面目な剣幕。悪い予感がした。薄々気づいてて一緒に遊んでいると思っていたらしい…これだから高等部の生徒は!
劇は、物語は、人に夢を見せる物。安易に現実を明かししてはいけなかった、特に子供の前では。
生徒は何食わぬ素振りでテンションを戻す。

Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「誠に恐ろしい戦いであったからな…つい気が抜けてしまった。…ベチャ狼の首は取った。しかしヤツはこうして人間の心の闇の隙を常に狙っている。又命を落とす所だったよ…。
あ、マントは寮に届けてくれればいいからね?」

何回死にそうになっているのか…。

Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「勇者セタよ!心して部屋を出よう!光の彼方へレツゴーーーー!!」

これでうやむやに出来たのだろうか?特に何も無ければそのままの勢いで廊下を滑って帰ろうとします。


>>PNo.0 への返事
お礼なんていりません……。自分の方がずっと助けてもらっていたのですから……。
そう言おうとして。

Iconセタ - PNo.743
「えっ。」

すん、と幕が閉じたように素に戻ったあなたに少なからず動揺した。その静流に流されるままに言葉を返す。

Iconセタ - PNo.743
「お、オレはセタと言います。
 メーア寮、初等部、武術科。よろしくお願いします……?

あっ、は、ハイ。劇……あっ、なるほど!
そういうことだったんですね……そっか……
じゃあ……

闇千年牢獄は……?
投票時間は?
ベチャ狼は!?


>>PNo.743 セタへの返事
Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「ええっと…私はフェルゼン寮、高等部魔術科のエメ・ハーモニア・ガラニスと申します。」

洗濯を頼む為に素に戻り自己紹介を始めた。そして流れる様に宣伝をしだした!

Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「今週、参加型劇のイベントを開きます!
開催日12/10(金曜)20時よりスタート。イベント参加受付12/8~12/10 19:30まで(くじ引きがある関係で受付期間を設けた)
もしご都合よろしければいらしてくださいね!」

畳みかける軽口!この生徒、手慣れているッ!最後に会場の場所を話していた。詳しい情報は会場の壁に貼られているという…
http://www.sssloxia.jp/d/rc.aspx?CNo=504


>>PNo.743 セタへの返事
Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「なんという気概…ッ!!希望を!感じずにはいられぬッ!!これぞ勇者の風格か!
そうか…私は飲まれかけていた様だ。ベチャ狼の闇千年牢獄に!(言うワード全部がださい)
又助けられたな…礼を言う、光の道を行く者よッ!」

Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「マントは何着か持っているから良かったのだが…貴殿は清掃の役職を持つ者…気遣い痛み入る。では洗濯は任せたよ。」

マントの事は貴方に託しました。呪い(ベチャ)で重くなっているかもしれない。



>>PNo.290 エメへの返事
Iconセタ - PNo.743
「いいえ……それは違います。」

夕日が刺し込む部屋で、少年は静かにそう言った。

Iconセタ - PNo.743
呪いなど、例え振りまいたとしても浄化すればいい。これだけの戦いを経たオレたちは、卑劣な呪いになんて負けるはずがありません!!」

彼の顔は、先から一転敗北を信じることなんてない、希望に満ち溢れた表情に変わっていた。
ベチャ狼の首を取ったのだ、そんな戦士たちがまさしく負け犬の遠吠えに屈することなど……あっていい筈がない!!

そして自分も滑り出ようとする。ベチャ狼の体は死してなお陰気に絡みつくのだ。

Iconセタ - PNo.743
「……あ。
 そのマント、自分が洗っておきましょうか。さすがに踏んだまま何もしないのは申し訳ないです。」


>>PNo.743 セタへの返事
Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「ふふ…恐ろしいですね。正義を貫いた者が呪いを撒く者に変わるなど…、これこそがベチャ狼の永久機関罠!(ネーミングださすぎる…)
負けてはなりませんよ…。縁があったら来世で会いましょう…(学校のどこかで又会いましょうの意味)…」

格好をつけてドアから出ようとするも足が滑って立てず、座り姿勢で廊下を滑る体制に入る。


>>PNo.743 セタへの返事
Iconエメ・ハーモニア・ガラニス - PNo.290
「ついに終わりました…でも私達は元の清らかな身には戻れぬのです…この呪い(ベチャベチャ)を払って出る事はできない…。蝕まれた身を引きづりながら約束の地(大浴場)まで行かねばならぬのです…周囲に呪い(ベチャ)をまき散らしながら…。
それがこの部屋に入った者の逃げられぬ宿命…!!」

急にダークファンタジー雰囲気を醸し出した。この部屋の特性からどうにもハッピーエンドでは終われなかった。
生徒はドアの方へ泳ぎ出す。滑っている、という方が正しいが。貴方も動き出したならマントをひょいと掴み回収していったでしょう。


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