Secret Sphere

line1
line3-2
line
《魔法学園》の外れにある、人気のない倉庫。
日々授業をサボったり、寮から一時エスケープしたり、なんか人目につかないロクでもないことをしたい健康優良不良生徒たちが集ったりしている。

一角は機械いじりが好きな中等部魔術科・カティム(No.321)が勝手に自分の工房として占拠している。

人に迷惑かける行為は相手の許可をとること。
それ以外は大体なんでもフリーでご使用ください。

=================
・要望・質問はNo321(@captainrocket11)まで。
line

line
ただのにぎやかし 
--------------------------------------------------------
>>PNo.401 千々花への返事
Iconユイ - PNo.489
「せっヵく生まれてきたんだからぁ~、どんな子でも愛してぁげればィィじゃん??」

バクちゃんは可愛い。
カスにはそれが全てだった。
彼女は見るからにそうだけど、自分は別に魔法使いではなく。
何かと言われればパリピだし、箱(クラブハウス)が好き。
そこで色々な人に絡んでもらえる服が好き。

「べっに~、入学したくて入学したわヶでもないしぃ~、
ゃる気バリバリィ~、みたいな人ばっかでもなぃ気がすんだよね~」


サボリに最適な倉庫 ユイ - (2021/12/07 8:38:23)
>>PNo.489 ユイへの返事
可愛いから成功。少女の言葉も一理ある。
しかし魔女は肩を竦めて見せた。

Icon千々花 - PNo.401
「これがただの人形であれば、あなたの言葉を素直に受け取れるのにね」

困ったことにこれは愛でる人形ではなくて、道具として生まれたもの。
カカシが烏に馬鹿にされては、畑を守る道具としての価値はない。役立たない道具は……ただのガラクタなのだ。

Icon千々花 - PNo.401
「サボ…………入学式終えたばかりなのに?」

魔女は両目をぱちぱち瞬いて、目の前の少女を見てしまう。
アイドルのようで、魔法少女のようにも見える少女の口から転び出る「魔法に興味ない」の一言。

Icon千々花 - PNo.401
「確かに。勝手に入学を決められてたらそれは困惑でしかないけど……」

そんなに嫌なのと、魔女は問い掛ける。


サボリに最適な倉庫 千々花 - (2021/12/07 7:27:11)
>>PNo.401 千々花への返事
Iconユイ - PNo.489
「ょくゎヵんなぃけどぉ~……
可愛いから成功なんじゃん???」

カスは夢を見ないからよくわからなかった。
寝ている間に見るものは、実在しない幻だから。
そういう価値観だった。

「……さぼってんの。
ょくわヵんなぃうちにぃ~、入学?したことになっててぇ~、
超困惑って感じ???
まほーとか興味ないしぃ~」


サボリに最適な倉庫 ユイ - (2021/12/07 1:57:04)
>>PNo.489 ユイへの返事
Icon千々花 - PNo.401
「あら、ありがとう。失敗作なんだけどそう言って貰えるのはうれしいわ」

可愛いという最大級の褒め言葉に、魔女は微笑んだ。
使い魔と聞かれれば首を横に振って。

Icon千々花 - PNo.401
「これは魔法の道具みたいなものでね。
寝付きが悪い人の悪い夢を食べてくれるバクの人形を作りたかったのだけど……」

先の言葉通り、失敗してしまったのだ。
悪夢を食べてくれないバクはこうして、ずっと眠ったまま動きも喋りもしない。

Icon千々花 - PNo.401
「あなたのような若い女の子に可愛いと褒められたから僥倖ね。ところで……あなたはどうして倉庫にいるの?」

隠れんぼの最中というわけではなさそうだが。
うら若い乙女が入り浸る場所というわけでもない。


サボリに最適な倉庫 千々花 - (2021/12/06 23:56:41)
>>PNo.401 千々花への返事
Iconユイ - PNo.489
「ごきげんよー」

カスには上流階級の挨拶はわからない。
かけられた言葉をそのまま返してなんとなーく微笑む。

「それ、ヵゎぃぃなって見てたの。
使い魔ってゃっ?」


サボリに最適な倉庫 ユイ - (2021/12/06 23:35:27)
>>PNo.489 ユイへの返事
Icon千々花 - PNo.401
「……ごきげんよう」

振り返った少女に向けて、魔女は挨拶をする。
狭い倉庫なので軽く会釈する程度に留めて、魔女の視線は木箱へ移る。

Icon千々花 - PNo.401
「ごめんなさいね、勝手に私物を置いちゃって。
どうにも片付かないものだから、一時的に置かせてもらったのだけど」

魔女はひょいと手を伸ばして、人形を掴む。
手の平サイズの小さなカバ……のようなバクを少女に差し出した。触っても大丈夫だと伝えるように、もう片方の手で人形の頭を撫でる。


サボリに最適な倉庫 千々花 - (2021/12/06 22:59:03)
>>PNo.401 千々花への返事
Iconユイ - PNo.489
「?」

その声に、カスが振り返る―――!!


サボリに最適な倉庫 ユイ - (2021/12/06 22:43:09)
>>PNo.489 ユイへの返事
Icon人形は動かない。喋らない。
コロンと転がったまま、箱の中でじっとしている。

「…………あぁそれ、バクに見えるのね。
それならよかったわ」

そこはかとなく嬉しそうな女の声。
コツ、と靴音を鳴らして――とんがり帽子の女が一人、少女の前に姿を現した。


サボリに最適な倉庫 千々花 - (2021/12/06 20:43:19)
>>PNo.401 千々花への返事
Iconユイ - PNo.489
「わーヵゎぃぃ!
カバヵな?バクヵな?」

人形に目を留めると遠慮なくじろじろ見ている。
手は出さないあたりちょっと慎重なのかもしれない。


サボリに最適な倉庫 ユイ - (2021/12/06 19:22:18)
>>PNo.489 ユイへの返事
箱はただの木箱ではあるものの、蓋はされていないし中身は丸見えの状態だ。
きっちり整理整頓されているかと思いきや、中身は投げ入れたかのようにゴチャゴチャしている。

よく分からない葉っぱや、しわくちゃの羊皮紙、汚れた小瓶。
インクが切れた万年筆は何本も転がっている。
あとは砕けた水晶玉に、毛や鱗など……どう見てもゴミにしか見えないものばかりだ。

Iconそんな中、汚れても壊れてもいないカバのような人形がひとつ。
一番上にポンと乗せてあった。


サボリに最適な倉庫 千々花 - (2021/12/06 18:21:58)
次へ>>
--------------------------------------------------------
Twilog|Twitter|© 2021 loxia.
0