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CNo.626 地下水路 
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学園の地下広く張り巡らされた地下水路。
複雑に入り組んでおり、全体図を把握しているものはいないと言われている。

原則立入禁止とされているが、そこかしこに出入り口があるため、侵入は容易。
教職員が立ち入ることも殆どないため、近道や抜け穴として利用したり、人目を避ける目的で侵入する生徒もいる。

外部の河川と繋がっているらしく、種々の水棲生物が見受けられる他、怪物の類が巣食っていることもしばしば。
補習や罰則、奉仕活動などの名目で、生徒が低級モンスターの駆除に駆り出されることもある。

発光性のコケ類や菌類により、ある程度の視界が保たれてはいるが、全くの暗闇に閉ざされたエリアも数多く存在している。

大蛇が棲み着いている、巨大な白ワニを見た、サメがいた等々、様々な噂が出回っているが、いずれも真偽の程は定かではない。

【イベントダイス(任意)】

1:スライムの群れに囲まれた
2:巨大な影が水路を泳いでいく
3:何かが足に絡みついてきた
4:道に迷った出口が見つからない
5:水中で何かが光った
6:暗闇の向こうから、生臭い匂いが近づいてくる
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ただのにぎやかし 
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>>PNo.762 ハリボテ生徒への返事
聞こえた声に反応するように、男を覆っていた霧が薄くなる。
伸びていた手も小さな傷は与えるものの
致命傷はなく、振り払えばいつでも逃げれる程度のものだ。

「―――
  ――――」

黒い何かから音がする。
悲鳴のような、鳴き声のような言い表せない音。

霧は薄れた、引き留めるものはない
逃げようと思えばいつでも逃げれる状況で小さく

にげて

と声がした。


地下水路 シィナ - (2022/05/25 1:41:16)
>>PNo.695 シィナへの返事
Iconぃっ、た


短く漏れる悲鳴。
いくら死を見ようと、いくら痛みを負おうと
痛覚は正常に本能的な拒絶を生み出す。

癖のように口を手で覆い、それでも男は逃げようとしなかった
甚振っている 脅している?
どこか覚えのある感覚に、自分の腕を食う黒い霧を見つめる。


地下水路 ハリボテ生徒 - (2022/05/25 1:21:57)
>>PNo.762 ハリボテ生徒への返事
あなたを囲む黒い霧
それとは別に佇む目の前の何か

問を投げていれば、ざわざわと黒いものが集まって
手のようなものがあなたに伸ばされる。

避けなければ、その手はあなたの手や足に触れるだけで
皮膚を軽く裂いて、血を溢れさせるだろう。
それはまるで、あなたが逃げることを誘う様に小さな傷を増やしていく。


地下水路 シィナ - (2022/05/25 1:02:59)
>>PNo.695 シィナへの返事
てっきり直ぐぱくりといかれるものだと思ってた。
不思議そうに視線の先を見上げる。

Icon食べないんですか」


諦めも過ぎれば恐怖がまた出て来るから
諦めているうちにやってほしいなぁ。そんな事を思いつつ

Icon「食べたくないんでしょうか」


なんだかその視線に、なにかを重ねて。
無意味な問いを繰り返す


地下水路 ハリボテ生徒 - (2022/05/25 0:41:34)
>>PNo.762 ハリボテ生徒への返事
黒い何かから明確な返答はない。
喋れる生物なのか、それとも魔物の類なのか
それすらも分からないような黒い物体。

けれども、すぐに男を襲う気はないのか笑顔を向けられると
黒い霧は狭まるのをやめて
男を囲い込んだまま動きを止める。

あなたの反応を見る様な、誰かからの視線だけが感じられるだろう。


地下水路 シィナ - (2022/05/25 0:27:52)
>>PNo.695 シィナへの返事
逃げ道を、と探す視線の先さえ覆われて
結局座り込んだまま動けない。
ぬるりと恐怖が心を這う。けれど

まあ、いいか。なんでも

どうせ死にかければ、目覚めるのはベッドの上だ。
諦めたように笑って、男はいつもどおり物腰柔らかく
黒い何かに声をかける

Iconこんにちは。
 君も一人ですか」


地下水路 ハリボテ生徒 - (2022/05/25 0:20:07)
>>PNo.762 ハリボテ生徒への返事
”それ”は素早かった。
あなたの目が黒を捉えれば、逃げ道を塞ぐように周囲を
黒い霧のようなものが囲む。

数歩動けるだけの距離は空けたまま
鳥かごのように男を捉えた。

「―――っ
 
       ――」

一瞬、黒から何かの音がするが
それは声というよりも獣染みており、言葉の判別はつかない。


地下水路 シィナ - (2022/05/24 23:55:26)
>>PNo.695 への返事
綺麗とは言えない水の臭いに混じり、
鼻が曲がるような錆が漂う。
伏せた目の向こうで何かが蠢く気配がして
男は億劫そうに顔を上げた。

Icon「――― ぇ」


ああ、そうだ。ここはモンスターが出るんでした。
驚きに目を見開きながら、頭の隅でいやに冷静な自分が呟いた

まずいかも。


地下水路 ハリボテ生徒 - (2022/05/24 23:33:41)
>>PNo.762  への返事
黒に染まったそれは
音を立てることなく、静かに男に近付いていた。

魂の匂い、魔力の匂い
それだけを頼りに少しずつ闇が男に迫っていく。
薄っすらと差し込んでいた光を遮れば、項垂れた男の上に影ができる。

男が傍に居る何かの気配に気付く頃には
周囲には、鉄錆の匂いが漂っているだろう。

顔を上げれば、目前には光さえ届かない黒い何かが見える。


地下水路 - (2022/05/23 21:25:14)
>>PNo.695 への返事
 ―――防衛戦が終わったらしい。
 自分よりうんと若い子達が、戦いに挑み、消息不明になったらしい。
 擦り切れた魂に僅かな魔力。
 目的があるとはいえ、自分は情けなくもそこから退いたのだ。
 普段綺麗ごとばかり言いながら。


Icon「―――


浮かんだ少女の名前を、口にすることなく
誰もいない水路で項垂れる。

影に潜む、何かの気配にも気づかずに。


地下水路   - (2022/05/23 19:37:47)
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