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CNo.626
地下水路
★
▼コミュニティ概要
学園の地下広く張り巡らされた地下水路。
複雑に入り組んでおり、全体図を把握しているものはいないと言われている。
原則立入禁止とされているが、そこかしこに出入り口があるため、侵入は容易。
教職員が立ち入ることも殆どないため、近道や抜け穴として利用したり、人目を避ける目的で侵入する生徒もいる。
外部の河川と繋がっているらしく、種々の水棲生物が見受けられる他、怪物の類が巣食っていることもしばしば。
補習や罰則、奉仕活動などの名目で、生徒が低級モンスターの駆除に駆り出されることもある。
発光性のコケ類や菌類により、ある程度の視界が保たれてはいるが、全くの暗闇に閉ざされたエリアも数多く存在している。
大蛇が棲み着いている、巨大な白ワニを見た、サメがいた等々、様々な噂が出回っているが、いずれも真偽の程は定かではない。
【イベントダイス(任意)】
1:スライムの群れに囲まれた
2:巨大な影が水路を泳いでいく
…
3:何かが足に絡みついてきた
4:道に迷った
…
出口が見つからない
5:水中で何かが光った
6:暗闇の向こうから、生臭い匂いが近づいてくる
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>>PNo.762 ハリボテ生徒への返事
聞こえた声に反応するように、男を覆っていた霧が薄くなる。
伸びていた手も小さな傷は与えるものの
致命傷はなく、振り払えばいつでも逃げれる程度のものだ。
「―――
――――」
黒い何かから音がする。
悲鳴のような、鳴き声のような言い表せない音。
霧は薄れた、引き留めるものはない
逃げようと思えばいつでも逃げれる状況で小さく
にげて
と声がした。
地下水路
シィナ
- (2022/05/25 1:41:16)
>>PNo.695 シィナへの返事
「
ぃっ、た
…
…
」
短く漏れる悲鳴。
いくら死を見ようと、いくら痛みを負おうと
痛覚は正常に本能的な拒絶を生み出す。
癖のように口を手で覆い、それでも男は逃げようとしなかった
甚振っている
…
脅している?
どこか覚えのある感覚に、自分の腕を食う黒い霧を見つめる。
地下水路
ハリボテ生徒
- (2022/05/25 1:21:57)
>>PNo.762 ハリボテ生徒への返事
あなたを囲む黒い霧
それとは別に佇む目の前の何か
問を投げていれば、ざわざわと黒いものが集まって
手のようなものがあなたに伸ばされる。
避けなければ、その手はあなたの手や足に触れるだけで
皮膚を軽く裂いて、血を溢れさせるだろう。
それはまるで、あなたが逃げることを誘う様に小さな傷を増やしていく。
地下水路
シィナ
- (2022/05/25 1:02:59)
>>PNo.695 シィナへの返事
てっきり直ぐぱくりといかれるものだと思ってた。
不思議そうに視線の先を見上げる。
「
…
食べないんですか」
諦めも過ぎれば恐怖がまた出て来るから
諦めているうちにやってほしいなぁ。そんな事を思いつつ
「食べたくないんでしょうか」
なんだかその視線に、なにかを重ねて。
無意味な問いを繰り返す
地下水路
ハリボテ生徒
- (2022/05/25 0:41:34)
>>PNo.762 ハリボテ生徒への返事
黒い何かから明確な返答はない。
喋れる生物なのか、それとも魔物の類なのか
それすらも分からないような黒い物体。
けれども、すぐに男を襲う気はないのか笑顔を向けられると
黒い霧は狭まるのをやめて
男を囲い込んだまま動きを止める。
あなたの反応を見る様な、誰かからの視線だけが感じられるだろう。
地下水路
シィナ
- (2022/05/25 0:27:52)
>>PNo.695 シィナへの返事
逃げ道を、と探す視線の先さえ覆われて
結局座り込んだまま動けない。
ぬるりと恐怖が心を這う。けれど
まあ、いいか。なんでも
どうせ死にかければ、目覚めるのはベッドの上だ。
諦めたように笑って、男はいつもどおり物腰柔らかく
黒い何かに声をかける
「
…
…
こんにちは。
君も一人ですか」
地下水路
ハリボテ生徒
- (2022/05/25 0:20:07)
>>PNo.762 ハリボテ生徒への返事
”それ”は素早かった。
あなたの目が黒を捉えれば、逃げ道を塞ぐように周囲を
黒い霧のようなものが囲む。
数歩動けるだけの距離は空けたまま
鳥かごのように男を捉えた。
「―――っ
――」
一瞬、黒から何かの音がするが
それは声というよりも獣染みており、言葉の判別はつかない。
地下水路
シィナ
- (2022/05/24 23:55:26)
>>PNo.695 への返事
綺麗とは言えない水の臭いに混じり、
鼻が曲がるような錆が漂う。
伏せた目の向こうで何かが蠢く気配がして
男は億劫そうに顔を上げた。
「――― ぇ」
ああ、そうだ。ここはモンスターが出るんでした。
驚きに目を見開きながら、頭の隅でいやに冷静な自分が呟いた
まずいかも。
地下水路
ハリボテ生徒
- (2022/05/24 23:33:41)
>>PNo.762 への返事
黒に染まったそれは
音を立てることなく、静かに男に近付いていた。
魂の匂い、魔力の匂い
それだけを頼りに少しずつ闇が男に迫っていく。
薄っすらと差し込んでいた光を遮れば、項垂れた男の上に影ができる。
男が傍に居る何かの気配に気付く頃には
周囲には、鉄錆の匂いが漂っているだろう。
顔を上げれば、目前には光さえ届かない黒い何かが見える。
地下水路
- (2022/05/23 21:25:14)
>>PNo.695 への返事
―――防衛戦が終わったらしい。
自分よりうんと若い子達が、戦いに挑み、消息不明になったらしい。
擦り切れた魂に僅かな魔力。
目的があるとはいえ、自分は情けなくもそこから退いたのだ。
普段綺麗ごとばかり言いながら。
「―――
…
…
」
浮かんだ少女の名前を、口にすることなく
誰もいない水路で項垂れる。
影に潜む、何かの気配にも気づかずに。
地下水路
- (2022/05/23 19:37:47)
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