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ただのにぎやかし 
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>>PNo.48 ダインリーカへの返事
Iconフェブラリア - PNo.230
「月が回る事には終わりますよ。」

それがタイムリミットだと言うかのように。

Icon「ひとまずは、戻ることにいたします。
余り長居しては、変に甘えてしまいそうですしね。」


>>PNo.222 スピッツへの返事
Iconフェブラリア - PNo.230
「あ――」

その手が触れて、音が響く。
視界が闇に包まれて、その意識が落ちていく。

海の中、星の中、そこにある深淵の奥底に。
影鯨が招く、氷の海の深海へと。
竜は恐れず潜り行く、意思を交わすその為に。


屋上的な場所 フェブラリア - (2022/07/02 13:58:26)
>>PNo.222 スピッツへの返事
Icon夜空を見つめる視線の先。
煌めきの海、闇夜を照らす星々の瞬き。
そこには確かにそれがいた。

まるで竜を待つかのように、影鯨が瞳に映る。

それを見つけて、竜令嬢はその手を伸ばす。
星屑を掴もうと天へと向ける祈りのように。
その鯨に触れようと、意思を交わすために繋がろうと。

その言葉は交わせずとも、通ずることができるものはある。
それを頼りに、竜はそれを試みる。
その為にこのその手を伸ばし、触れようとするのだと。


屋上的な場所 フェブラリア - (2022/07/01 17:34:46)
>>PNo.222 スピッツへの返事
Icon屋上に立ち、竜令嬢は夜空を見つめる。
空の果て、其処に泳ぐ筈の一匹の鯨を想いながら。
その姿の影を探して、眺めるように。

それは託されたもの、委ねられた想い。
子を思う母の祈り、望みを託した祖父の言葉。
それら全てを今知るのは、それを受け止めた己一人

故にこそ、それらを無碍に失わせてはならない。
この身は確かに竜であれども、人と供に在る身なれば。
思いを汲み取り、果たさねばならないものが在る。


屋上的な場所 フェブラリア - (2022/06/29 13:20:15)
>>PNo.284 デイヴへの返事
Iconフェブラリア - PNo.230
しかしこれで、本当に待つだけですか。
あとやるべきことは――あるにはありますか。」

それから暫しの間、作業風景を眺めていたが
ふと、思い立ったかのように扉の方に歩を向けて。

Icon「ここの準備はお任せいたします。
私は少々、夜空で鯨を探してきます。
やり残しは済ませておきたいので。」

そう三人に言い残し、一度この部屋を跡にした。


竜令嬢の寝処 フェブラリア - (2022/06/29 12:26:05)
>>PNo.124 ナーシサスへの返事
Iconフェブラリア - PNo.230
「いえいえ、どうか頑張ってくださいね。
良い結果になることを、せめて祈りましょう。」

それ以上にできることは此方には今は無い。
しかしそれでも、話を聞いた以上はそうした事をするくらいの心意気は、竜令嬢にも確かにあるのだ。


魔力研究室 フェブラリア - (2022/06/29 0:15:46)
>>PNo.124 ナーシサスへの返事
Iconフェブラリア - PNo.230
「私は、尋ねられたことを答えただけですから。
推論こそ、並べ立ては致しましたけどね。」

故にそう大したことはしていないと、そう告げて。

Icon「しかし、それが貴女の切欠になったのならば結構。
道が見えたのならば、それは良き事でしょう。」


魔力研究室 フェブラリア - (2022/06/27 0:25:56)
>>PNo.447 レティシアへの返事
Iconフェブラリア - PNo.230
なるほど、星の図書館。
ありとあらゆる書物が集積される場、でしたか。」

Icon「つまりはこの本が外部記憶装置。
栞がそれを読み込むための鍵となると。
いえ、これは非常に助かります。」

人の記憶とは、それ単体では強靭なものでない。
己は竜とはいえ、その容量も”二人分”を収められるものであるのかは、未だに未知数なのだから。

Icon「あらためて感謝を、レティシア。
貴女の秘奥のその一部、利用させていただきます。」


竜令嬢の寝処 フェブラリア - (2022/06/27 0:21:49)
>>PNo.48 ダインリーカへの返事
Iconフェブラリア - PNo.230
「ふふ、らしくありませんでしたかね。
けれども――ええ、その気持ちはありがたく。」

少なからず不安を表に出すくらいでも、
竜令嬢にとっては少しだけ、己の慰めになるのだから。

Icon「ことが終わったら、その時には。
まあ、なんでしょうねまたお話ししますよ。
ご紹介も、出来るかもしれませんしね。」


>>PNo.222 スピッツへの返事
Icon少女の手を取り、共に行く。
同じ道を、隣り合って、同じ歩幅で。
彼女がその道を歩めるよう、息を合わせて。

空気の中に残るのは、二人が居た痕跡だけ。
去り行く姿を見守るのは窓を叩く雨粒のみ。

少女と竜は歩み進める。
今この時を、これから先に待つ道を。


――そしてまた、時計の針が刻まれる。


“空き教室” フェブラリア - (2022/06/25 19:05:33)
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