>>PNo.135 ニュクスへの返事 | ネディア - PNo.28 | 「サンキュー、嬉しいぜ」 |
 | ネディア - PNo.28 | 「しかも手作りかよ……! 割とマジでテンション上がるんだが」 |
| チョコレートを受け取り、礼を述べる。 ニュクスの手作りの味は想像できないが、だからこそ楽しみも増した。 |
 | ネディア - PNo.28 | 「ヴィヴリアには俺から渡しておくよ。 わざわざここまで、ありがとうな」 |
>>PNo.61 ルスへの返事 | ネディア - PNo.28 | 「そうそう、特等席。 ちょうどいい場所が空いたからさ」 |
| フィンに合わせて、ネディアもバケットを取り出し、お菓子と飲み物を準備する。キャラメルアップルと、果汁から作られたジュースの入った瓶が追加された。 続いて彼の影から闇の手が伸び、"テーブル"に人数分のコップと取り皿を添えて霧散する。 |
 | ネディア - PNo.28 | 「それじゃあ、お茶会と洒落こむかい?」 |
>>PNo.626 ペペペへの返事 | ゼニス - PNo.28 | 「わかっているとも」 |
| ボウガンを恐れることなく、剣士は一歩ずつ闇商人へと近接する。
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 | ゼニス - PNo.28 | 「選択肢の所在を問い直すのは自由だ。 けれども、示される結末は変わらない」 |
| 剣士の手元で紫紺の暗黒は閃く。 ただそれだけで、空間は悲鳴を上げて割断した。 直後、迫るガラス瓶は瞬く間に砂塵へと成れ果てる。
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 | ゼニス - PNo.28 | 「────」 |
| 瞬き一つ。剣士は構えを終える。 大剣の間合いからは明らかに遠い。 作法を問うならば、それは愚策の一語に断じられた。
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 | ゼニス - PNo.28 | 「────」 |
| 次に剣士を認識した時、彼は既に斬撃を終えていた。 大剣の軌道。対敵との距離。攻撃後の残心。 そのすべてが"終わった"状態で、彼は闇商人へ肉薄している。 だが、あくまで狙いは得物だけだ。 |
>>PNo.111 ライルへの返事 | ネディア - PNo.28 | 「先客か? ……あの姿は」 |
| 星空を見上げようと普段の場所に立ち寄ったネディアは、見知った人物を視界に捉える。 |
 | ネディア - PNo.28 | 「よっ、ライル。奇遇だな」 |
>>PNo.230 フェブラリアへの返事 | ネディア - PNo.28 | 「……ちょっとドジっちまった。 特にケガとかはしてないよ、大丈夫」 |
| 床に突っ伏した姿勢から顔を上げて。 ネディアはフェブラリアへと無事を伝える。 転倒によるものか、彼の周囲には器材が散らばっていた。 |
 | ネディア - PNo.28 | 「ようこそ、俺の研究室へ。 約束通りに来てくれたんだね。ありがとう」 |
| 生活空間と実験施設が複合した地下空間の中で、ネディアは歓迎の意を相手に示した。 |
>>PNo.230 フェブラリアへの返事 | ネディア - PNo.28 | 「フェブちゃん? 鍵開けてるから、入っていいよ……」 |
 | ネディア - PNo.28 | 「……っとわぁ!」 |
| 戸の影と己の影を繋ぎ、ネディアは来訪者の姿を確認する。 約束の相手と分かると、扉越しに歓迎の意を伝えた。
続けざまに響いたのは衝撃音と、何かが落ちて転がる音。 つまるところ、余所見からの転倒だ。 |
>>PNo.292 ヴィーシャへの返事 | ネディア - PNo.28 | 「どういたしまして、役に立てたのなら嬉しいよ。 とりあえずこれでまた、一歩前進かな」 |
| 思えば随分と世話になった。 魔術式や魔法道具といった知識は、魔術への造詣という意味において視界が広がる思いだ。 それになにより、この時間は楽しかった。 だからこそ、これ以上に時間をいただいたら悪い気がして。 |
 | ネディア - PNo.28 | 「それじゃあ、またね。ヴィーシャちゃん。 そうそう、もし夜食が食べたくなったらここにおいで。ご馳走するからさ」 |
| とりあえず、訪れやすい理由だけを残して。 ネディアはヴィーシャを見送った。 |
>>PNo.61 ルスへの返事 | ネディア - PNo.28 | 「お待たせ、お客さんは帰るところだったみたい。 ちょうど場所も空いたから、そこで一息つかない?」 |
| "お話"を終えたネディアが、フィンの下へと戻る。 表情はいつもの明るい笑顔。 杖は大剣へと戻り、彼の傍に浮かんでいる。
フィンが了承すれば、皆で湖畔へと向かうだろう。 |
>>PNo.626 ペペペへの返事 | ネディア - PNo.28 | 「禁忌解放(フォビドゥン・リリース)──」 |
| 直後、ネディアは起き上がり、虚ろな目で詠唱を紡ぐ。 剣持つ少年を中心に深淵は集約し、彼を一色に塗り潰す。 |
 | ゼニス - PNo.28 | 「──終滅剣(ブレード・オブ・エンディング)」 |
| 拡散する黒。詠唱の完了と共にその場に立っていたのは、ネディアとは対極とすら言える、抜身の刃のような雰囲気を纏った剣士だった。 剣士は得物を携えたまま、闇商人と用心棒を観察する。焦燥も怯懦も、この一振りの剣には存在しない。 |
 | ゼニス - PNo.28 | 「選択肢を与えよう。 投降し、牢の中で安寧を得るか。 自由を望み、ここで藻屑と消え去るか」 |
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