Secret Sphere

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PNo.703 シアリーゼ  
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ただのにぎやかし 
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>>PNo.695 シィナへの返事
Iconシアリーゼ - PNo.703
「シィちゃんお姫様!うふふっ!楽しみだねぇ!」

幼なじみときゃっきゃとはしゃぎ、採血を済ませる。
少女は口には出さなかったものの、幼なじみが不自由なく過ごせる日が早く訪れますようにと心のなかで祈った。


>>PNo.695 シィナへの返事
Iconシアリーゼ - PNo.703
「わぁ~!なんだかガラスの靴の持ち主探すみたいでドキドキしちゃうね!

シィちゃんは最初からいい子だからきっとおくすりできたらもっと楽しい日ができるね!
いい子なのはわたしが知ってるもの!わたしも楽しみにしちゃお~!」

そう嬉しそうに喋りながら少女は幼なじみの頭を撫でた。


>>PNo.695 シィナへの返事
Iconシアリーゼ - PNo.703
「えっ?!そっか~!わたしついつい張り切っちゃうところだった!」

断ち切りバサミを机の上に置く。

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「えっへへ~…本当にそのくらいで良いの~?良いお薬になると良いねっ!」


>>PNo.695 シィナへの返事
Iconシアリーゼ - PNo.703
「えっ?それ本当…?!」

少女の顔がぱぁぁと明るくなる。

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「すごいすごい!全然わたしの血でよければあげるよ~!どれくらい必要?この花瓶くらいいる?!」

おもむろに断ち切りバサミでジャコジャコ言わせながら笑顔で幼なじみを見ている。


>>PNo.695 シィナへの返事
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「うん!すっごく嬉しいよ~!!えへへ…もちろん!また一緒にやろうね!」

少女は彼女の頭をふんわりと撫でて
大きく何度も頷いている。


>>PNo.695 シィナへの返事
幼馴染の手元を一緒に息を止めて見守り、彼女が悲鳴を上げる度に一緒になって目をぎゅっとつぶっていた…

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「だ、大丈夫…!ゆっくりゆっくり……!」

そして出来上がった文字にしょんもりしてしまった幼馴染とは違い少女はニコニコと笑顔を見せる。

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「初めてで最後までできるのはすごいことだよ~?わたし最初の頃1回でできなかったもの!それにこういうのって気持ちがこもってれば良いのよ!わたし今もうすっごく嬉しい!」

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そう言う少女の角には実がぽぽぽっと実っている…言っていることが嘘や気を使った言葉ではないようだ。


>>PNo.695 シィナへの返事
Iconシアリーゼ - PNo.703
「シィちゃんはできる子!!えへへ!」

少女は得意げな幼馴染の頭をなでた。
そして一生懸命になっているのを見て嬉しそうに目を細める。

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「紙はあくまで写すためのものだからやぶけちゃってもなんとかなるなる!布に文字の下書きができればいいからね!ゆっくりゆっくり…」


>>PNo.695 シィナへの返事
Iconシアリーゼ - PNo.703
「わぁ~!シィちゃんすごいすごい!ちゃんと実になってる~!」

少女はほくほく顔で幼馴染の頭を撫でる。

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「文字はね、こうやって最初イメージを紙に書いて…それでこの紙を使ってなぞると文字が布にも写せるから、そこから少しずつ一つ縫ったらひとつぶん飛ばして針を出して、最初の縫った所の半分くらいにまた糸を通して…って繰り返す感じだね!」

少女は机から裏面がざらつく紙で自分が縫っていた布に「シィナ」と文字を転写して幼馴染に見えやすいようにしながらちまちまと縫ってみせる。


>>PNo.695 シィナへの返事
たどたどしい手つきながらも少しずつ少しずつ縫われて形になっていくのを少女は微笑みながら見守る。

Iconシアリーゼ - PNo.703
「うんうん、シィちゃんうまいねぇ~!わたしもがんばっちゃお!」

にこにこしながら少女も自分の分の続きを再開する。


>>PNo.695 シィナへの返事
Iconシアリーゼ - PNo.703
「できるできる!気をつけてやればきっとできるよ!」

幼馴染の発言に少女はにっこにっことさらに上機嫌になる。
とても嬉しいようだ。
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「わたしの実にするの~?嬉しい!うん、できるよ!!」

ぽぽぽと実が実らせながら少女は何度も頷いた。


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