>>PNo.472 アウラへの返事 | リリアルージュ - PNo.827 | 「ええ、任せて。」 |
| 貴方の言葉に頷いてみせたリリアルージュ。一方、少女はというと… |
 | ハート - PNo.827 | 「体がボロボロに崩れたらどうしましょう…!? それこそ、修復不可能なぐらい…そっそんなことがあったら…」 |
| あわあわと取り乱していると、不意に何かが2人の間に飛んでくる。 |
 | スプモーネ - PNo.827 | 「プ!」 |
 | ハート - PNo.827 | 「スプモーネ!貴方今までどこに…というか、とても小さくなったわね…?」 |
| 少女と貴方の間に入ってくる水色の幽霊…スプモーネは嬉しそうに主人に頬擦りし、今度は貴方に…白シュトくんにぐりぐりと頬擦りする。 |
 | スプモーネ - PNo.827 | 「プップイ!」 |
>>PNo.111 ライルへの返事 | 謙遜し合う2人の根本にある優しさを感じ取ったリリアルージュは、ふふ、と小さく笑う。 |
 | リリアルージュ - PNo.827 | 「(本当に良い友達と出会えたのね…この子は。)」 |
 | ハート - PNo.827 | 「ボッボロボロに!?う、で、でも考えられなくも…」 |
| そしてその背を見つめられている少女は墓守からのジョークを真に受けておろおろしている。一度溶けるような姿を見られたのだから、尚更油断出来ない…!といった風に狼狽えたのであった。 |
 | リリアルージュ - PNo.827 | 「ライルくん…」 |
| こっそり…といった様子でリリアルージュは貴方に近付き囁く。 |
 | リリアルージュ - PNo.827 | 「貴方と貴方の魔法には、本当に助けられたわ。本来ならネクロマンサーの私が率先して行動すべきだったのに…恥ずかしいところばかり見せちゃったわね。」 |
 | リリアルージュ - PNo.827 | 「でも、ありがとう。妹を助けてくれて…」 |
>>PNo.695 シィナへの返事 | 魔女 - PNo.827 | 「………」 |
| 貴方の答えに対し、ソレはそれこそつまらなさそうな表情を浮かべた。ぐいっ、と体を上半身をあげて再び地に足をつけると、しゃがみ、貴方の両頬を伝うものを指で拭った。 |
 | ファウスト - PNo.827 | 「その結論こそつまらないぜ、お嬢さん。 確かに私達は間違いを犯す、そしてその都度大切な人…友人なり家族なりを傷付けて、こうして独りになって後悔をする。 "間違いを繰り返している"と自覚出来ている内は、まだ直しが効く範囲さ。それともあれかい、君が恋する大切な人、その他の人達はもう、この世にいないのかい?」 」 |
 | ファウスト - PNo.827 | 「 きみ あと、オオカミさんは食べられるべきだと言ったが、私は食べたいとは思わないよ。だって"食べられるのも殺されるのも痛い"って知ってるから。」 |
| 何より珍味だしね、と余計な一言と共に貴方の言葉の一部を繰り返す。 |
>>PNo.695 シィナへの返事 | 魔女 - PNo.827 | 「そっかそっか、残念。 ……恋、ねぇ…」 |
| ソレは撫でていた貴方から離れると、空中で椅子に座るような体勢になる。 |
 | 魔女 - PNo.827 | 「あるよ、人間(ヒト)に恋をして、自分の立ち振る舞いを考えたこともある。 もちろん、傷付けたくないとは思ったさ。されど【運命】はそれがつまらないと見限ったのか、結果として彼女を傷付けた。」 |
| それこそ割れ物を扱うほど細心の注意を払い、ソレの性格上、完璧な立ち振る舞いを考えて、求めるものに答えて、欲しいものを与え、幸せになる…筈だった。 |
 | 魔女 - PNo.827 | 「ま、実際『傷付けられた』と思われる程の行為をしたから言い訳はしないけどね。 …シィナさんはどう?傷付けたくないって思って、それを達成出来たかい?」 |
>>PNo.111 ライルへの返事 | ハート - PNo.827 | 「…そういえば、ライルさんが私の体をここまで運んできてくださったのよね…」 |
| それこそ未曾有であったあの空間から。墓守の少女から離れると、ぺこ、と頭を下げる。 |
 | ハート - PNo.827 | 「助けてくれたことも含めて…ありがとう、ライルさん!」 |
 | ハート - PNo.827 | 「また後で、ちゃんとしたお礼をするのだわ!」 |
| 言葉だけじゃ足りない感謝を2人に向ける少女。そして部屋の状況を聞いたリリアルージュは、こうしましょ、と提案する。 |
 | リリアルージュ - PNo.827 | 「今日は一先ず、2人部屋に戻って療養してちょうだい。ライルくんは魔力を酷使しただろうし、アウラちゃんも沈んでる間に何か負担がかかってるかもしれないわ。 妹は私が部屋まで送っていって、もし何かあれば…うん、今ならきっと対応出来る!」 |
| ここまで死霊術師としていいところが少ないので、任せてくれ態度を前面に出すリリアルージュ。 |
| 某日、夜。月明りだけの光を頼りに、そこに足を運ぶ者がいた。 ここにはもう、■の気配はない。■を望む者は恐らく導かれた"後"だろう。だからソレがここに現れたのは…小さな好奇心と冒険心からだった。 |
 | ファウスト - PNo.827 | 「これはさながら、"祭りの後"…ってね。トマト祭りほどぐちゃぐちゃじゃあないが、ま、足元がぬかるんでないだけマシか。」 |
 | ファウスト - PNo.827 | 「…なんていうか、ね。懐かしいんだ、この空間が。」 |
| そう呟き適当に椅子っぽい物へと座る。周囲にはこの場の主であった少女の活動の痕跡が残っている。…それが"神器"となるだなんて、誰が予想していたであろうか。 |
 | ファウスト - PNo.827 | 「好奇心と想像力を原動力にしていたあの頃が、酷く懐かしいな…」 |
>>PNo.472 アウラへの返事 | ハート - PNo.827 | 「そう…よかった。」 |
| 貴方の言葉を聞けば、分かりやすく安堵した様子を見せる。決して姉の腕前を疑っているわけではないが、そこに関しては心配はあった模様。 |
 | ハート - PNo.827 | 「あっ」 |
 | リリアルージュ - PNo.827 | 「あっ」 |
| ほぼ姉妹は同時に言葉を発した。この場所は殆ど元の…といってもまた魔物やらスペリオルの侵攻が始まるだろうが…異変が起こる前の景観へとすっかり戻っている。…しかし、部屋はどうだろうか? |
 | リリアルージュ - PNo.827 | 「………」 |
| リリアルージュは星の生徒の方へと視線を向ける。時系列を踏まえるならば、あの空間から少女の体を運んで来てくれたのは彼だ。どのような様子だったかは分かる…かもしれない。 |
>>PNo.695 シィナへの返事 | 魔女 - PNo.827 | 「ンン~~~?お腹が空いて仕方のない、可愛くて可哀想な女の子が目の前にいるならば、それは男として身を差し出したくなるもんさ。」 |
| ソレの見目は完全に"女性"だが、今は特に問題はないだろう。 |
 | 魔女 - PNo.827 | 「罪を量るのに自分が"偉い"か"偉くない"かは関係ないさ。 仮に、うん、"仮に"だ。私が君のお友達にわる~い事をしてさ、君が怒ってその罪を裁くのに、常識だの専門知識だのは必要ない。肝心なのは"赦す"か"赦せる"か…ただそれだけが必要なのさ、正義の刃を振り翳すのはね。」 |
| ああでも、と立ち上がり、魔女はくるり、と背を向ける。 |
 | 魔女 - PNo.827 | 「君は可哀想だ…生きるのに食事は必要なのに自分勝手に食べてはいけないという枷を付けられて、飼い犬としての振る舞いを強いられている…どれだけ飢えてるかなんて、当人しか知らないだろうに。」 |
>>PNo.695 シィナへの返事 | 魔女 - PNo.827 | 「食べていいんだよ?」 |
 | 魔女 - PNo.827 | 「私は"悪い"魔女。大事なお友達に毒リンゴを食べさせたり、触ってはいけない糸車に触るよう唆せたり、…尤も、私自身はもっと悪いことをしたし、今もしてる。」 |
 | 魔女 - PNo.827 | 「悪とは人々の総意という"正義"によって断罪されるものだ。なら、悪いモノを食べたって、別に誰も困らないだろう?」 |
| 君の場合は困るのかな、なんてあざとらしく首を傾げる。 |
>>PNo.13 トゥルケへの返事 | 少女も同様の感想を抱いたのか、軽く思考が宇宙へと飛んでいる…マンドラゴラ効果だろうか。少なくとも他の食材にはないエキス的なものも出たかもしれない。 と、多少衝撃はあったものの、少女達が選んだ食材に貴方自家伝のスパイスによっておいしいカレーになったことには変わりなく、ハッ、と地上に帰ってきた少女はグッと拳を握って貴方に興奮めいた様子で話す。 |
 | ハート - PNo.827 | 「おいしいのだわ!このカレーもカレーで良さがあって、前に食べたものとまた違ったおいしさが出てるし、ここにご飯を乗せたら…ああきっともっとおいしくなるのだわ!」 |
| 興奮作用も働いているのではないかと疑惑が浮かぶが、おいしいものはおいしい。その事実に変わりはない。そして楽しみにしているのは2人の他にも―― |
 | スプモーネ - PNo.827 | 「スッ…」 |
| 既に皿onライス状態を用意しているおばけ達がここに。 |
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