ゲームの舞台

プロローグ

 
《Second Sword》  そう呼ばれる塔があった。
 
塔の最上階に登ったものの願いをなんでも叶える。
そういう触れ込みで人が集まった塔は、
その《クエスト》をクリアされ  いつしか、廃墟となった。
 
ある時  
突然その塔の周りに大きな学園が出現する。
 
『魔法教えます!』
『世界の危機! あなたの力が必要です!』
『魔力がなくても安心! 魔法が使えます!』
『気になるあの子に魔法の力でアタック!』
『塔の地下に秘密の宝玉が……!?』
『《魔法学園》生徒募集!』
『当学園に老若男女生物無機物の制限はありません!』
 
 
時には怪しい文句で、時には真摯に。
世界各地に生徒の募集が張り出された  
 
 
 
「ようこそ」
 
Secret Sphere  隠されし領域、魔法の学園へ」
 
 
 
 

《剣の世界》

剣の世界、《グラディアス》。
剣を模した大きな塔が存在する冒険の世界。
人類の天敵、モンスターが数多く存在しているため、
あまり文明は発展していない。

《魔法学園》

剣の世界ぶ突如現れた魔法学園。
役目を終えた塔の周りを囲うように、巨大な建物が建っている。
この世界を、侵略の危機から守るため  
剣の世界からも、また、他の世界からも生徒を募集している。
魔法学園の名前は、まだない。

《目的》

魔法学園の目的は『防衛』。
塔の地下から別世界の魔物や兵士がこの世界を侵略しようとしている。
別世界の魔物や兵士にはこの世界の法則が通用しない。
そのため《スペル》を使用し、戦闘を行う必要がある。
《魔力》があるものは使い魔と契約を結び、それを触媒に《スペル》を行使、
《魔力》がないものは専用の魔力が籠った武器を触媒に《スペル》を行使する。

《魔法の世界》

魔法の世界、《スペリオル》。
塔の地下から繋がる世界。
魔法の理を剣の世界に広げ、侵略を行おうとしている。
他世界の力は通用しないため、魔法を学び、戦うしかない。

《学科》

魔法学園には2つの学科がある。
《魔術学科》
《武術学科》
基本的に《魔力》があるものは魔術学科に、
《魔力》がないものは武術学科に所属し、侵略者と戦う力を学ぶ。

《Smart Book》

魔法学園の生徒には1冊の本が渡される。
本には多数の機能がある。
例えば、相手のことばを翻訳する、翻訳機能。
例えば、皆のつぶやきを表示する、呟き表示。
例えば、ピンチだとホームに戻る、帰還機能。
例えば、生徒の所属先を証明する、生徒手帳。
色々な機能を持つこの本のことは《スマ本》と呼ばれている。

 
 
 
 
 
 
 


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